今でこそ日本中で商品を販売するパール金属ですが、当初は地元の新潟県三条市で私が一人で始めた会社でした。
成長のきっかけとなったのは、1968年に市場調査のために海外を訪れたこと。ヨーロッパやアメリカではスーパーが全盛期を迎えており、この流れはいつか日本にも来ると確信しました。
帰国後すぐに手掛けたのがステンレスのお玉。当時の国内はアルミ製の薄いものしかなかったため、丈夫で高級感のあるお玉は大ヒットしました。
その後、アメリカのキャンプ文化をヒントにアウトドア用品の開発を始めました。「キャプテンスタッグ」のブランド名で展開するシリーズは、全売上の30%を占めています。
もしあの時、海外を旅していなかったら、何かに気づいても行動していなかったら、今のパール金属はなかったかもしれません。
そして現在、私たちが目指すのが「世界のパール金属」。社員には海外出張などで経験を積む機会も提供しています。
数年前から中国やベトナムなどの外国人採用を継続し、社内の国際化も進んでいます。
「Made in
PEARL」のこだわりの商品を世界中で愛用していただけるよう、私たちは挑戦を続けます。
パール金属のものづくりは、それぞれに専任の企画担当者を置き、時代の流れやトレンドをいち早く捉え、お客様の欲しいものを形にしています。
「思いついたらすぐやる」が弊社のポリシー。社内の開発者たちはバイヤーの要請があるとすぐにアイデアをスケッチして提案し、採用されたものは商品化を進めます。
一般的な開発会議は一切なし。デザインも自社でまとめ、地元の金属・プラスチック加工業者と力を合わせて商品に仕上げます。
失敗を恐れない姿勢がスピーディーなものづくりを実現しているのです。時には失敗もありますが、その体験を次へ生かそうと経営陣も社員も諦めることなく続けてきました。
「理想のライフスタイルを提案したい」という創業以来の思いが飽くなき挑戦を支えています。
現在力を入れているのが社員みんなの「働きがい改革 」。
働き方ではなく働きがいに着目しているのは、職場を社員一人ひとりが成長できる場にするため。成果を上げた社員を正当に評価し、さらなるモチベーションにつなげたいと考えています。
仕事における姿勢やものづくりへの情熱といったパール金属が培ってきた遺伝子を引き継ぎながら、さらなる発展を目指して改革を進めてまいります。